前回は王道の蕎麦粉のガレットをご紹介しましたが、作りやすい分量で生地を作るとどうしても生地が余ってしまいがちです。
またあの形のガレットってひとつ作るのにフライパン一個使うので、一度にたくさん作れなかったりもしますね。
なので今回は余った生地を活用しつつ、一度に何個か作れるように春巻き風に具材を包んで焼いてみました!そもそもガレットは丸い形を指す言葉なのに春巻きにしたら「ガレット」ではないのでは…?というツッコミはご勘弁ください(笑)
そうそう、今回の記事は生地の作り方から書いていますが、前回の記事をすでに見た方や生地の作り方はもう知ってるって方は目次の「巻く〜焼く」から飛んでご覧ください。
材料
ガレット生地(5〜6枚分くらい)
- 蕎麦粉 ・・・120g
- 塩 ・・・ひとつまみ
- 水 ・・・280ml
- 全卵 ・・・1個
具材(ひとり分)
- ハム ・・・3枚
- チーズ ・・・好きなだけ
- ベシャメルソース(ホワイトソース) ・・・適量
- イタリアンパセリ ・・・適量
- ピンクペッパー(お好みで) ・・・適量
ベシャメルソースは作るのが面倒なら缶詰のものを使用しても構いません。
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作り方
ガレット生地
まず蕎麦粉をふるってダマにならないようにします。
蕎麦粉に塩を加え、水を3回くらいに分けて加えながら混ぜていきます。水を一度に全部入れてしまうと混ざりにくく、ダマの原因になってしまいますので注意です。
水を全て加えたら、卵を別の容器で溶いてから加えます。
全体がよく混ざったら目の細かいザルで濾します。濾すと小さいダマがなくなるのでなめらかになりますが、あんまり気にしない場合は最悪省略しても構いません。
濾した生地は乾燥しないようにボウルにピッチリとラップをかけ、冷蔵庫でしばらく寝かせます。
寝かせる時間は一晩くらいがいいと言われていますが、そんなに待てない!って人は最低30分程度は寝かせれば大丈夫です。
〜〜〜寝かせた後〜〜〜
それでは生地を焼いていきましょう。フライパンにキッチンペーパーを使ってサラダ油を薄く塗っておきます。
寝かせた生地は蕎麦粉が底に沈んで水と分離しているので、焼く前によく混ぜておきましょう。
フライパンを弱めの中火にかけ、レードル(おたま)で生地をフライパンに注ぎます。フライパンを回しながら全体が同じ厚さになるように調節しましょう。
生地の焼き具合ですが、焼きが甘いと柔らかすぎて巻いている時に破れてしまい、焼きすぎるとパリパリすぎて巻けなくなってしまうので焼き加減には注意です。生地を手で触ってみてしっとり感がなくサラサラとするくらいまで火が通ればOKです。
焼けた生地はフライパンから外して器に移し、粗熱を取っておきましょう。
巻く〜焼く
それでは具材を巻いていきましょう!
平らな場所に生地を置き、生地の真ん中より少し手前に具材を並べていきます。
ベシャメルソースは冷やしておくとぷるんぷるんに固まっていて巻きやすいので、しっかりと冷えたものを使いましょう。
①手前からペロッと具材が隠れるように生地をめくります。
②両端を内側に折り畳み、③手前から転がすように巻いていきます。生地が破れない程度に少しきつめに巻くと崩れにくく、形も綺麗になります。
ある程度丁寧に扱えば崩れたりしないので、春巻きのように端に水や粉を塗ったりしなくても大丈夫です。
油を敷いたフライパンで焼いていきましょう。皮をパリッとさせつつ中の具材もちゃんと温まるように中火で、皮に美味しそうな焼き色がつくまで焼きます。
フライ返し等で上から優しく押しながら焼くと綺麗な焼き色がムラなくつけることができます。
ビシッと焼き色がついたらお皿に盛り付け、パセリとピンクペッパー(お好みで)を散らしたら完成です!!
パリパリしていながらモチッと感もある生地と具材のバランスがとっても美味しいです!やっぱり蕎麦粉の香りはいいですね!
今回はガレットの生地が余った時の活用法という感じで記事を書きましたが、かなり美味しく仕上がりました!是非作ってみてください!!
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!!
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