ベシャメルソースは一般的にホワイトソースと呼ばれているもので、ルウを使った濃厚でコクのあるクリーミーなソースです。
日本では昔ながらの洋食的なイメージが強いですが、フレンチではベーシックなソースで、このベシャメルから派生したソースも数多くあります。
そんなベシャメルソースですが、実は材料も作り方も至ってシンプルです(最初は少しコツが要りますが)。冷蔵庫に常備してあるようなものだけで作れるので、是非お試しください!!
材料
- バター ・・・30g
- 薄力粉 ・・・30g
- 牛乳 ・・・500g
- 塩 ・・・適量
- ホワイトペッパー(パウダー)・・・適量
バターは有塩でも無塩でもどちらでも構いません。
作り方
鍋にバターを入れ、弱火にかけて溶かします。
バターから小さい泡が出てきたら、ふるっておいた薄力粉を一気に加えます。薄力粉を加えても弱火のままで。火が強いとルウが色づいて茶色っぽくなってしまい、ベシャメルの綺麗な白色が損なわれてしまいます。
火にかけていくとバターと薄力粉が馴染み、粉っぽさがなくなってサラサラした状態になってきます。ルウは結構焦げやすいので、火を入れている間はずっと混ぜ続けましょう。
ルウの粉っぽさがなくなったら、火加減をキープしたまま牛乳を少しずつ加えていきます。一気に加えるとダマになるので、最初はレードル(おたま)一杯分づつ加えていきましょう。
最初に牛乳を加えると薄力粉が一気に牛乳を吸って⬆︎の写真のように団子のように固まります。ムラのないようにしっかりと混ぜて、全体が馴染んでから次の牛乳を加えるようにしましょう。
牛乳を分量の半分加えた段階でこんな感じです。まだドロッとしていて重いですが、だんだんとなめらかになってきました。
この辺りからは一度に注ぐ牛乳の量を増やしていっても大丈夫です。
⬆︎牛乳がすべて加わりました。適度にとろっとしていますね。よりなめらかな仕上がりにするために、これを一度裏ごしします。
そんなにこだわらないよって人は裏ごしは別にしなくても大丈夫ですが、した方が美味しいですよ…
最後に塩とホワイトペッパーのパウダーを加えて味を調えたら完成です!!
ブラックペッパーや粗挽きの胡椒を使ってもいいですが、せっかく白く仕上げたのであまり美しさを損なわないようにパウダーを使うのがベストだと思います。
濃厚でコクのある、なめらかなソースです。これでグラタンやラザニアなんかを作ったらとっても美味しいので是非お試しください!!
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
バター