今回はペコリーノチーズとブラックペッパーのシンプルなパスタ、カーチョ・エ・ぺぺをご紹介します!
イタリア語でカーチョ(cacio)はチーズ、ぺぺ(Pepe)はペッパー、胡椒という意味で、その名の通りチーズとペッパーを主としたパスタです。
このパスタは元々ローマ料理なので、ローマで作られる「ペコリーノ・ロマーノ」という羊乳から作られるチーズを使うのが本場の作り方です。多少手に入りにくいチーズではありますが、見つけたら是非作ってみてください!
ちなみに同じローマ料理のカルボナーラもこのペコリーノチーズを使うことが多いです。
材料
- スパゲティ ・・・90g
- ペコリーノ・ロマーノ ・・・25g
- バター ・・・10g
- ブラックペッパー ・・・適量
作り方
↑これがカーチョエペペに欠かせない、ペコリーノ・ロマーノというチーズです。日本で知名度の高いパルミジャーノチーズが牛乳から作られるのに対し、このペコリーノは羊の乳から作られているチーズです。
ペコリーノチーズをボウルに削り入れておきます。このボウルでパスタと和えるのでそれを考慮したサイズのボウルに入れておきましょう。
鍋に湯を沸かし1%の量の塩(水1リットルに対して塩10g)を入れ、パスタを茹でます。塩の量は厳密に測らないでも、茹で汁をちょっと味見して、しょっぱくないけどちゃんと塩気があるという程度ならOKです。
パスタはソースと和える時間を考慮して、袋に記載されている茹で時間よりも1分ほど短く茹でます。
パスタを茹でているあいだに、削ったチーズにパスタの茹で汁を加えて軽く溶かしてソース状にしておきます。
パスタが茹で上がったらボウルに加えて良く和えます。チーズが固まってうまく混ざらない場合は、パスタを茹でていた鍋でボウルの底を湯煎して(ボウルの底を清潔にしてから)軽く温めると混ざりやすくなります。
あらかた混ざったらバターを加えて混ぜ込み、ブラックペッパーを削って加えます。ペコリーノはチーズ自体に結構塩気があるので塩は加えなくて大丈夫だと思いますが、モノによって塩気に違いがあるので味見をして塩気が足りないようなら調節しましょう。
ブラックペッパーも削りたての方が美味しいので、有ればミルでガリガリと削ったのもを加えることをオススメします。
よく混ざったら器に盛り付け、仕上げにペコリーノチーズを削り、プラックペッパーを振りかけたら完成です!!
ペコリーノチーズの香りと旨み、コクがたっぷりの中にピリッと香るブラックペッパーが味を引き締めてくれてとっても美味しいです!是非作ってみてください!!
今回も最後までお読みくださりありがとうございます!!
ペコリーノ・ロマーノ