今回は「豚肉のソテーのシャルキュティエール風」をご紹介します!
シャルキュティエール風とは、「(豚)肉屋さんの」という意味で、ピクルス、マスタード、玉ねぎを使ったソースです。
パテやソーセージなどの加工肉のことをシャルキュトリーとも言いますね。
ビストロの定番料理で、豚肉のソテーをいつもとは違う食べ方をしたい時におススメです!
材料
- 豚肉(ソテー用) ・・・2枚
- ジャガイモ ・・・中火1個
- マッシュルーム ・・・2個
シャルキュティエールソース
- バター ・・・10g
- オリーブオイル ・・・適量
- 玉ねぎ ・・・1/4個
- トマト ・・・1/2個
- 白ワイン ・・・150ml
- ピクルス ・・・20gくらい
- フォンドヴォー ・・・スプーン一杯
- マスタード ・・・5〜8g
- 水溶きコーンスターチ ・・・適量
- 塩、黒胡椒 ・・・適量
作り方
まず、トマトを湯むきし、種を取り除いて果肉をダイスカットにします。
鍋にバターとオリーブオイルを入れて火にかけ、弱火でエマンセ(薄切り)した玉ねぎをシュエ(じっくり炒める)します。
玉ねぎがうっすらと色づいてきたら白ワインを加え、鍋肌に焦げ付いたバターをこそいで溶かしこみます。
あんまり焦げていたら別の鍋に移し替えましょう。
強火で白ワインのアルコールと酸味を飛ばしたらきゅうりのピクルス、トマト、フォン・ド・ヴォーを加えて中火で軽く煮詰めます。
フォン・ド・ヴォーはなければ加えなくても大丈夫です。
ディジョンマスタードを加えて溶かしたら、水溶きコーンスターチを少しずつ混ぜながら加えてリエ(つなぐ、とろみをつける)します。
塩、黒胡椒で味を整えたらソースは完成です!
次に豚肉を焼いていきます。
まず室温に戻した豚肉の両面に塩と白胡椒を振り、下味をつけます。
包丁で豚肉の身と油の間に切り込みを入れて筋切りをします。
point筋の近くは火を通すと硬くなってしまうので、筋切りをしておくことで硬くなるのを防ぎます!
フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、2枚に重ねた豚肉の脂を焼くように立てて焼きます。
pointこうすることで余計な脂を落として、さらに脂身に焼き色をつけることができます。
脂身に焼き色がついたら側面を焼きます。
焼きながらアロゼ(焼き油をスプーンですくって回しかける)し、焼いていない面が乾燥しないようにします。
ある程度焼き色がついたらひっくり返し、裏面も焼きます。
裏面も焼き色がついたら暖かい場所に置いておき、ルポゼ(休ませる)します。
ルポゼしている間に、下ゆでしたジャガイモ、4等分したマッシュルームをバターでソテーし、塩、黒胡椒で味付けします。
盛り付けたら完成です!
じっくり炒めた玉ねぎの甘さとピクルス、マスタードの酸味が合わさったソースと豚肉の旨味がとてもマッチする美味しい料理です!
意外と簡単にできるお料理ですので、是非作ってみて下さい!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!
今回使用した食材等をご紹介します!
マスタード
フォンドヴォー