今回はタンはタンでも豚のタンを使います。牛タンでもいいのですが、サイズが結構大きくなによりも結構な値段します(笑)
牛タン一本買おうとすると約5000円前後はします。しかし豚タンなら一本500円くらいなのでかなりリーズナブルですね!
また、スモークも初めての人からするとハードルが高いと思われがちなので、今回はスモークチップではなく「スモークウッド」というものを使います。
スモークチップはスモーク中はコンロで火にかけていないといけませんが、ウッドの方は最初にスモークウッドに火をつけて仕舞えばあとは放置しておけます。
全体の流れとして、タンをソミュール液というマリネ液に漬けて下味をつけ、塩抜きをしてから軽く乾燥させ、スモークします。
また、一応スモークの仕方もこのページで説明していますが、もしわかりにくかったりもっと詳しく知りたい場合はこちらのページをご覧ください⬇︎
それでは作り方を見ていきましょう!
材料
ソミュール
- 水 ・・・500ml
- 塩 ・・・55g
- グラニュー糖 ・・・20g
- にんにく ・・・ひとかけら
- 鷹の爪(輪切り)・・・5つほど
- 白胡椒(潰したもの) ・・・10粒
- ローリエ ・・・2枚
- 豚タン ・・・好きなだけ
- スモークウッド(さくら) ・・・厚さ2センチくらい
ソミュール液=マリネ液の一種で、スモークやハムを作るときに一度お肉を漬け込み、下味をつけます。
作り方
まずソミュール液を用意します。
ソミュール液の材料を全て鍋に入れて一度沸かし、グラニュー糖と塩を溶かします。
沸いたら火を止めて常温になるまで冷ましておきます。
これが豚タンです。
牛タンよりも小さく、値段も牛タンに比べれば結構安いです。
まんま「ベロ」って感じですね(笑)
ペーパーで周りについているドリップや水分を拭き取ります。
ソミュールが染み込みやすいようにフォークで全体に穴を開けていきます。
深めのバットか容器に牛タンを並べて、常温に冷めたソミュール液を注ぎ、丸一日漬け込みます。
ジプロックにタンを入れてソミュールに漬けても構いません(写真はジプロック使ってます)。
一日漬け込んだらソミュールからタンを取り出して流水で2時間塩抜きします。
鍋にお湯を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
沸騰しそうになったら火を止めてタンを入れ、蓋をして20分ほどじっくりと余熱で火を通していきます。
火が通った後は皮が剥がれやすくなっているので、気になる方は皮を外しましょう。
この後ボウルでスモークするので半分にカットしてますが、大きめのタンがまるごと入る容器でスモークする場合はカットしないで大丈夫です。
タンの水気をペーパーでよく拭き取り、網の上にタンを並べて1時間半ほど放置して表面を乾燥させます。
point表面が濡れているとスモークの香りがうまくつきません。またスモーク直前に冷蔵庫から取り出した場合も、結露によって表面が濡れてしまうので、スモーク前には必ず乾燥させます。
スモークウッドを2センチほどの厚さに切り、コンロの直火でウッドの中が炎で赤く光るまで熱します。
ウッドから火が出ている場合は息を吹いて火を消し、煙を出します。
ボウルにアルミホイルを敷き、その上に炙ったスモークウッドを置き網を被せます。
牛タンを必ず隙間を空けて並べます。
くっついている箇所があると、そこだけスモークが当たらなくなってしまいます。
ボウルにアルミホイルを被せて燻していきます。
酸素がなくなるとスモークウッドの火が消えてしまうので少しだけ端を空けておき、スモークウッドが燃え尽きるまで燻製します。
スモークが終わったらラップで包んで一晩冷蔵庫で寝かせておきます。
寝かせておくことで香りが落ち着き、食べやすくなります。
適当な厚さに切り分けて完成です!!
歯ごたえのある食感とスモークの香りが抜群に美味しいです!!
これにレモンを絞っても美味しく食べられます!!
今回も最後までお読みくださりありがとうございます!
豚タン
スモークウッド(さくら)
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