いかにもフレンチ!って感じの名前ですね(笑)
キュイエール(cuiere)とはスプーンという意味で、現在では絞り袋に入れて絞り出して焼いていますが、絞り袋のない時代にスプーンで天板にのせて焼いていたことからこの名前が付けられています。
現在ではその名残から、絞り袋で絞り出したものでもビスキュイ・ア・ラ・キュイエールと呼ばれています。
名前と矛盾してますが(笑)
また、ビスキュイは別立ての生地のことを言います。
別立てとは卵黄と卵白を別で立ててから合わせて焼くという工程のことです。
ちなみに両立てはジェノワーズ(スポンジ生地)を指し、これは全卵を泡立てて作ります。
ジェノワーズの代わりにケーキのベースにしたり、シャルロットというお菓子に使ったり、アイスに添えたりとレパートリーはたくさんあります!
材料
- 卵黄 ・・・1個
- 卵白 ・・・1個
- グラニュー糖 ・・・30g
- 薄力粉・・・30g
- 粉糖 ・・・適量
作り方
まず卵黄とグラニュー糖の半量を擦り混ぜます。
泡立てる必要はなく、グラニュー糖が溶けてつぶつぶがなくなれば十分です。
別のボウルに卵白と残りのグラニュー糖を入れてメレンゲを立てます。
角が立つまでまでしっかりと立てます。
割と時間かかるので頑張りましょう!
立てたメレンゲにグラニュー糖と混ぜた卵黄を加えて、ゴムベラで泡を潰さないようにかるーく混ぜます。
ふるっておいた薄力粉を加えてさらに泡を潰さないように混ぜます。
point気をつけても混ぜた分だけ泡は潰れてしまうので「混ぜ」は最小限にしておきたいため、卵黄とメレンゲが混ざりきる前に薄力粉を加えましょう!
しっかりと混ぜ合わさったら生地を絞り袋に入れ、オーブンシートを敷いたバットや天板に絞り出していきます。
用途に応じた形に絞り出しましょう!
絞り出したら上から粉糖をふるいかけ、予熱しておいた180℃のオーブンで10分ほど焼きます。
焼きあがったら常温で冷ましてからシートから外します。
今回は円形にしたいためセルクルで円に抜いておきました。
これでビスキュイ・ア・ラ・キュイエールの完成です!
小さめのケーキやシャルロットなどに活用してみてください!
近々このビスキュイ生地を使ったレシピを書きたいと思ってます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!
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粉糖