今回紹介するのはアメ色に炒めた玉ねぎとコンソメスープを合わせたコクのあるスープとなっています。ちなみに以前紹介したオニオングラタンスープのベースとほとんど同じとなっています。
今回は玉ねぎを茶色く色づくまで炒めるので、ちょっと時間と手間はかかってしまいますがその分味も美味しいですし、アメ色玉ねぎを炒める作業は料理の上達にも役立つので是非作ってみてください!
それでは早速作り方を見ていきましょう!
材料
- 玉ねぎ ・・・大1/2個
- バター ・・・20g
- コンソメ ・・・600ml
- 塩 ・・・適量
- ブラックペッパー(粗挽き)・・・適量
- パセリ ・・・適量
コンソメは顆粒を使う場合は湯で溶いた状態で上記の分量用意します。顆粒をどれくらいの水で溶くかは商品によって違うので、パッケージを確認してください。
作り方
まず玉ねぎをスライスします。今回は玉ねぎの旨味をスープに溶け出させたいと、玉ねぎ自体をトロッとした食感にしたいので、繊維を断ち切るように薄くスライスします。
鍋にバターを入れて火にかけ、バターが完全に溶けたら玉ねぎを加えて弱火でじっくり炒めていきます。バターが全体に回ったら、玉ねぎが早くしんなりするようにほんの少し水を加えてあげます。
そのまま弱火で炒めていくと茶色っぽく色づいてきます。炒めているときは付きっきりで混ぜ続ける必要はなくある程度放っておいて大丈夫ですが、茶色くなってきたら焦げやすくなるのでこまめに混ぜるようにしましょう。
炒めていくと水分が抜けて乾燥したり焦げやすくなってしまうので、時々ほんの少しだけお水を加えながら炒めましょう。普通は玉ねぎを炒めるときには水は加えませんが、水を加えることで焦げにくくなり、その分加熱時間が長くなるため甘みと旨味を引き出しやすくなります。
30分ほどじっくり炒めると深い色と香りがついて甘味と旨味が存分に引き出されています。
玉ねぎがしっかりと炒まったら、そこにコンソメスープを注ぎ、中火にして温めます。
鍋肌に玉ねぎを炒めたときにこびりついたもの(フランス語で言う「シュック」)は汚れではなく旨味の塊なので、スープに溶かすように木べらでこそいで落とします。
スープが温まってくると表面にアクが浮いてくるので丁寧に取り除きます。
アクが取れたら沸騰しない程度の温度に弱め、塩とブラックペッパーで味を調えて、玉ねぎの旨味がスープに溶け出るように10分ほど煮ます。
個人的にはピリッとしたキレがあった方が好きなのでブラックペッパーは少し多めの方がおすすめです。
器に注いで飾りにパセリのを振りかけたら完成です!!
炒めた玉ねぎの香ばしさと甘みにコンソメの旨味が効いたとっても美味しいスープです!是非作ってみてください!!
ちなみにこのスープにパンとチーズを入れてオーブンで焼けばオニオングラタンスープになるので、そちらも美味しいですよ!詳しい作り方はこちらから⬇︎
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!!
コンソメスープ(冷凍)