ピペラードはバスク地方の家庭料理で、野菜をトマトで煮込んだ料理です。
ラタトゥイユと似ていますが、ピペラード は「エスペレット」と呼ばれるバスク地方の唐辛子を使って辛味をつけている点と、溶き卵を加える点で違いがあります。
卵料理と相性がよく、生ハムとオムレツにピペラードを合わせるのが定番の食べ方となっています。
それでは作り方を見ていきましょう!!
材料
- 赤ピーマン ・・・2個
- ピーマン ・・・2個
- 玉ねぎ ・・・1/2個
- オリーブオイル ・・・スプーン2杯
- ホールトマト ・・・400g(ひと缶)
- 白ワイン ・・・150ml
- ニンニク ・・・ひとかけ
- タイム ・・・2本
- ローリエ ・・・1枚
- 全卵 ・・・一個
- エスペレット(唐辛子) ・・・小さじ半分
- 塩 ・・・適量
エスペレット=正式にはピマン・デスペレット。フランス、バスク地方の唐辛子で日本の唐辛子より辛味は弱い。分量は書いてあるが味を見て調節してください。
あまり売っていないので、なければ一味唐辛子で代用可能。もし欲しい場合はこのページの一番下の商品リンクからどうぞ!
作り方
ボウルにホールトマトを空けて手で少し粗めに潰します。
鍋にオリーブオイルと潰したにんにく、タイムを入れて弱火にかけ、香りを引き出します。
ニンニクがしゅわしゅわと泡が出てきたら、厚めにスライスしたピーマン、赤ピーマン、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。
野菜がしんなりと炒まったら、白ワインと潰したホールトマト、ローリエを加えて煮込みます。
焦げないように混ぜながら、中火で10分ほど水分が少なくなるまで(シャバシャバでなくなるまで)煮詰めていきます。
煮詰まったら弱火にして溶いた全卵を加え、卵が固まる前に全体をよく混ぜ合わせます。
エスペレット、塩、白胡椒で味を整えて完成です!!
トロッと煮込まれた野菜と卵のまろやかさ、エスペレットのピリッとした辛味が美味しい一品です!
卵料理と相性が良く、オムレツやスクランブルエッグに添えたり、ソースとしてかけたりするととても美味しいのでおすすめです!!
また、オムレツとピペラードに生ハムを合わせる食べ方も定番なのでお試しを!
(上の写真のパウダー状のものは生ハムパウダーです)。
このようにメイン料理の付け合わせとしても利用できます!(写真は豚足のパートブリック包みの付け合わせとして)
今回も最後までお読みくださりありがとうございます!!
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ピマン・デスペレット
ピマンデスペレット AOP 50g瓶(常温)エスプレット唐辛子