イタリアのピザ生地は大きく分けてナポリピッツァとローマピッツァの2種類があります。ナポリピッツァはもちっとした生地を味わうもので、ローマピッツァはカリカリのクリスピータイプです。
今回紹介するのはもちっとしたナポリピッツァの方です。ナポリピッツァには細かい決まりがあり、その規定通りに作ったピザを提供するお店は「真のナポリピッツァ協会」というところに認定されます。
真のナポリピッツァ協会が定める規定としては、主に「生地は小麦粉と水、イースト、塩のみで作ること」、「生地は手で伸ばすこと」、「薪を使った窯で焼くこと」、「上に載せる具材にもこだわること」などが定められています。
家庭で作る場合は窯がないので完璧にはできませんが、今回はなるべくその規定に近づくようなレシピになっています!
あと、今回はピザ生地を伸ばすところまでの説明で、具材を乗せて焼くところは他のページで説明します(このページにリンクは貼っておきます)。
材料
- 強力粉 ・・・600g
- 塩 ・・・15g
- 水 ・・・350ml
- イースト菌 ・・・1.5g
作り方
強力粉は計量してダマにならないようにふるいにかけてサラサラにしておきます。
強力粉を少量取ってイースト菌と混ぜ合わせておきます。
こうするとイーストの混ざりが良くなります。
水と塩をボウルに入れて混ぜ合わせます。
そこに強力粉を1/3だけまず加えてよく混ぜ合わせます。
強力粉と混ぜたイースト菌を加えてよく混ぜ合わせます。
残りの強力粉を加えてよくこねます。
最初はボロボロしていますが、こねているうちにしっかりと纏まってきます。
少々硬いですが根気強く30分ほど体重をかけてこねましょう。
こね終わったら少し生地を広げて肉まんを包むような感じで空気を含ませながら丸めます。
丸めた生地に濡れ布巾や濡らしたペーパータオルをかけて乾燥しないようにしながら30分ほど常温で寝かせます。
生地を三等分に分けて、先ほどと同じように空気を含ませながら丸めて形を整えます。
軽く打ち粉をした容器に生地を並べて濡れ布巾をかけて乾燥を防ぎ、常温で8時間ほど常温で発酵させます。
発酵すると結構膨らむので、生地同士の感覚は広めにとっておいたほうがいいです。
8時間後にすぐに使わない場合は、発酵後に冷蔵庫にいれて発酵を止めます。
生地伸ばし
打ち粉をした作業台に生地を置き、上から数回叩いて軽く伸ばします。
生地の真ん中から外側に向かって指先で生地を伸ばします。
ある程度伸ばせたら生地の中心を手で押さえながらフチのほうをつまんで引っ張って生地を伸ばします。
それをぐるっと一周させて全体を伸ばしましょう。
多分一周伸ばしただけではまだ小さいので、それを何回か繰り返して適当な大きさにしましょう。
家庭で焼く場合はオーブンの大きさに合わせた大きさに伸ばしましょう!
ここからソースや具を乗せてピザを作っていきます。
ピザのレシピはこちらから↓
マルゲリータ
マリナーラ
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!!
ピザ生地作りにオススメの小麦粉です↓